西川ゼミは「個人ゼミ」、「学年ゼミ」、「全体ゼミ」で構成されています。

  • 個人ゼミは、主に個人の研究について私と話し合う場です。ただ、複数の人が一緒の場所で、それぞれの課題を私の話し合う場合もあります。特に後期以降は、支援に入っているチーム毎に個人ゼミを開く場合が通例です。
  • 学年ゼミは、主に西川ゼミに入ってから『学び合い』を学習するために、学部3年、大学院1年が前期に、学年毎に集まって議論し、集団で私と議論する場です。
  • 全体ゼミは、学部3年から大学院2年が一同に集まって、ゼミ全体に関わることを議論し、共通理解する場です。この運営は、基本的には学生が全てを取り仕切っています。そのため、私がいない場合の方が多いと思います。

 ゼミ所属から3ヶ月ぐらいは学年ゼミを中心に『学び合い』を理解します。ま、シャレで「洗脳期間」と言われる時期です。この期間でものの見方のコペルニクス的転換を図ります。それ以降は、各個人別のテーマに沿って個人ゼミを行います。ただし、個人ゼミと言っても、密室で私と二人でやるという場合より、複数の人の個人ゼミを同じ部屋でやることが一般的です。たいてい、同じような悩みを持ちますから、その方が効率がよいからです。人の悩みを聞きながら、自分の悩みを意識化することも出来ますし、他の人に対しての私の説明を聞くことによって理解が深まりますし。

 そして、ゼミ所属から卒業・修了まで一貫して行われるのが全体ゼミです。これは西川ゼミとして各人が何を行っているかを理解したり、ゼミとしての活動の相談をする場です。

 そして、上記以外のインフォーマルな議論が西川ゼミのベースを作っています。ゼミ生は本当にいっぱいゴチャゴチャと話し合っています。ま、健全な学校のお茶飲み場があるということです。

 

 ゼミの様子は「質問に応えて」に随時アップしています。