学部生・学卒院生が多い

 西川研究室は最先端の教育研究・実践を、30年以上リードしています。学卒の皆さんは「いいものはいい」と素直に飛び込めますが、現職の方はそうではありません。背負っているものが多いからです。だから、西川研究室は相対的に学卒の人が多い。それを心配している方はいるかもしれません。ご安心ください。

 西川研究室が実習で入る連携校は西川研究室を「ご指名」する学校です。つまり『学び合い』を学ぼうとする先生や既に『学び合い』を実践しておられる方がその学校にはいます。中には、西川研究室のOBOGのいる学校もあります。その方々は「一人も見捨てられない教育・社会の実現」を目指している仲間です。つまり、連携校の先生も西川研究室の現職さんなのです。

 西川研究室での指導者・管理者は西川純、ただ一人です。従って、西川研究室の現職院生と学卒院生の関係は先輩と後輩の関係で、指導教諭と実習生の関係とは違います。私にとっては現職院生も学卒院生も「可愛い」教え子で違いはありません。そもそも、教職大学院発足以来、西川研究室の歴代のゼミ長は全員、学卒院生なのです。学卒院生が先頭に立てる研究室です。後輩をニコニコと見守る先輩の立ち位置が、西川研究室の現職の立ち位置です。楽しいし気楽ですよ。

 

西川研究室は自由度マックスの研究室です。私の持っている多様で多数の全国的ネットワークをどんどん使って下さい。その人達に「西川研究室に所属しています(していました)」と言えば、敬意を持って受け入れてくれます。全国の実践者とのネットワークが構築でき、「全国レベル」で教育を考えることができるようになります。そのネットワークは大学院修了後の宝になります。安心してください、何があっても私が尻を拭き、盾となります。それだけの政治能力はあります。